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今更フリッパーズギターにハマっていて、ライブアルバムが本当に衝動の塊という感じで最高だと思う。「on PLEASURE BENT ⁄ 続・カラー・ミー・ポップ」
ライブアルバムは正直好きじゃなくて、だって計算されつくした采配で録り尽された中から最高のテイクをオリジナルアルバムに収録するんだからどうしたってライブ盤が良いはずがないじゃん。
でもこのライブ盤は最高。別格。やってる事はネオアコなのに疾走感に溢れ、時としてノイジーで尖りまくった演奏を聴くと「パーフリはロックバンドだったんだな!!!」と思います。オリジナルアルバムと比べると拙い所は散見されるけど、補い余るぐらい最高。百人居たら百人が同じ事を思うレビューを書いたのでおしまい。
関係無いけどJ. MICHAEL HENDERSON の2ndアルバム「Nite people」(1980)、なんかえらい最近のサウンドに聴こえる。
なんというか、「ベテランのAORシンガーソングライターがリリースした最新作」というような落ち着きや熟練味を感じる。Amazonで試聴出来る。
メロウかどうかと言われるとそこまででもないが、非常に滋味深いアルバムで、AOR以前のローカルSSWが作り上げたオブスキュアな魅力に満ち満ちている事は間違いない。こういうのがAmazonで送料込みでも1000円以下で買えちゃうから良い時代だよね、本当は2500円くらいだったと思うけど。
www.youtube.com空気公団のこれ、そっくりだね。
また関係無いけど、青野りえの「PASTORAL」(2017)をようやく買った。値崩れを待ってたんだけど値崩れの雰囲気が無いから。
関美彦プロデュースやという事らしいけど、これやってる事まるっきりバターフィールドだよね?90年代に和AORを試みた関美彦のバンド。
こういうの作れるんならソロアルバムもこの手の路線で作って欲しかったな、結局ソロアルバムも揃えたけどサニーデイサービスじゃないんだからさ・・・、と思うような内容なので。
音楽って本当に良いものですね。